ブラジルの絶景10選

ブラジルには息をのむような美しい絶景スポットが数多くあります。 自然の美しさに恵まれた広大な国土をもつ国であり、多彩な景観や独自の自然形態や文化など、国外からの観光客はもちろん、ブラジル国内の人々も魅了するブラジルの絶景を今回は10箇所厳選して紹介します。 1. イグアスの滝 2. コルコバードの丘のキリスト像 3. フェルナンド・デ・ノローニャ諸島 4. レンソイス国立公園 5. ボニート 6. グラマード 7. ペトロポリス 8. カノア・ケブラーダ 9. イパネマビーチ 10. シャパーダ・ジアマンティーナ 1. イグアスの滝 ブラジルとアルゼンチンの国境に広がる世界最大の滝の一つであるイグアスの滝は、壮大な景観と、迫力ある自然の豊かさを感じられる絶景スポット。 1度訪れると、何度も訪れたくなるほど印象的な場所としても知られる魅惑の世界遺産です。 滝の中心部ではマイナスイオンたっぷりの水しぶきに包まれ、迫力ある滝音以外は何も聞こえず、自然の力強さに圧倒されます。 また、イグアスの滝では虹が見られる確率が非常に高く、自然が作り出す奇跡の絶景は訪れた人々に感動を与えてくれます。 ボートツアーやヘリコプターツアーなどのアクティビティも充実しており、ブラジル側、アルゼンチン側どちらからもイグアスの滝を様々な角度から楽しむことができます。 ボートツアーでは、滝中心部にはさすがに近づけませんが、中心部まで向かう途中にある無数の滝の下をくぐるイグアスの滝ならではのボートツアー体験ができます。…

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ブラジルのサステナブル

ブラジルは、自然環境の豊かさや多様性が特徴的な国であり、サステナビリティにとても関心の高い国です。ファッション・雑貨においても国内の自然資源を保護し、持続可能な開発を促進するためのさまざまな取り組みを行っています。 『SDGs』ブラジルのテーマと課題 2015年9月に国連で採択された「2030アジェンダ」に基づき、ブラジル政府はSDGsへの取り組みを開始しました。このアジェンダは、持続可能な開発のための17の目標と169の具体的なターゲットから構成されています。 ブラジルのサステナブルな開発における重要なテーマの一つは、アマゾン熱帯雨林の保護です。アマゾンは世界最大の熱帯雨林であり、地球上の酸素の20%を生み出し二酸化炭素の吸収を助ける重要な役割を果たしています。 ブラジル政府は、アマゾンの森林伐採や違法な伐採活動を監視し、取り締まるための取り組みを強化しています。また、持続可能な森林利用や再生林の促進など、森林保護と持続可能な利用のためのプログラムを同時に展開しています。 また、各省庁や地方自治体、市民社会団体と協力し、SDGsの実現に向けた国内外の取り組みも進めています。ブラジル政府は、特に貧困削減、社会的・経済的な不平等の解消、持続可能な都市開発、森林保護、気候変動対策など、SDGsの重要な領域に積極的に取り組んでいます。 SDGsを推進するため、国内外のパートナーシップも築いています。例えば、企業や市民社会団体、国際機関などと連携し、持続可能な開発目標の達成に向けた共同プロジェクトやイニシアティブに取り組んでいます。 しかし、ブラジルは多くの社会・経済的な課題に直面しており、全ての目標を達成するためにはさらなる努力が必要となっています。持続可能な開発目標の実現に向けた取り組みの歩みを止めることなく継続して進めている事が大切のようです。 主な取り組み ブラジルは世界有数の農業国であり、サステナブルな取り組みにおいて、有機農産物や持続可能な農産物の生産が年々増えています。有機認証を受けた野菜や果物、コーヒー、カカオなどが持続可能な農産物の選択肢として広まっています。 また、公正な取引の原則に基づいて生産された商品が普及しています。 公正な取引では、生産者や労働者の権利を保護し、適正な報酬や労働条件を提供することを目指しています。ブラジルでは、フェアトレードコーヒーやフェアトレードチョコレートなどが人気です。 認証を受けた持続可能な森林管理に基づいて生産された木材製品なども、建築材料や家具、工芸品などでサステナブルな木材製品に利用されています。 これらはほんの一部ですが、ブラジルではサステナブルな商品の選択肢が増えており、消費者がより持続可能な生活スタイルを実現できる社会になっています。 サステナブルファッション ブラジルのファッション業界でも、持続できる可能性に配慮した商品が増えています。 特に、エシカルな素材の使用、労働者の権利を尊重した生産、環境負荷の低減などが重視されています。 老若男女問わず身近な事から取り組めるサステナビリティとして関心が高い為、持続可能なファッションを選択する人がブラジルでは増えている印象です。 環境に配慮した エコロジカル製品もブラジルで広まっており、人々の環境への意識の変化もあり、アマゾンの先住民文化を尊重したファッションアイテムなども人気がでています。 その他にも、再生可能エネルギーを利用した製品、リサイクル素材を使用した商品などが存在します。また、持続可能な資源利用や廃棄物管理に取り組む企業やブランドも年々増えています。 ブラジルのファッション業界では、エシカルな素材や生産方法に基づいた商品が増えています。有機綿や再生繊維を使用した衣料品、フェアトレードに基づいて生産された自然素材のアクセサリーやアパレル製品などがあります。 ブラジルを代表するサステナブルをコンセプトに掲げるファッションブランド等も「ファッションは文化であり、持続可能性の象徴でもある」と、自然環境の保護と社会的責任を重視し取り組みに力を注ぎ、持続可能な素材の使用や環境に配慮したデザインを提案し続けています。 その他にも、リサイクル素材を使用してヴィンテージ感覚の商品を作り出すなど、廃棄物から再利用可能な素材を使用し、環境にやさしいファッションアイテムを提供しているブランドもあります。 雑貨ブランドなども、ブラジルのファヴェーラ(貧困地域)に住む女性たちに雇用と経済的な自立を提供することを目指し、ブラジルの伝統的な手工芸技術を活かした商品を製造し、フェアトレードの原則に基づいて商品を販売しています。 これらのブランドは、サステナブルな素材の使用、倫理的な労働条件、環境への配慮など、様々な側面でサステナビリティを追求しています。また、ブラジルのファッション業界全体でも、持続可能性への取り組みが進んでおり、さまざまなサステナブルなファッションブランドが存在しています。 サステナビリティの「環境」「経済」「社会」の3つの観点のもと、人々の心や生活を豊かにする地球にも人にも優しい取り組みを推進していくために、日々の生活の中で気づいた事、小さな事から始めてみるのもいいですね。 >SORTE Brazil サステナブル商品一覧

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ブラジルとミサンガ

ミサンガは、南米の文化圏で愛される手編みのブレスレットで、カラフルな色やデザインが特徴です。友情や愛情の証として交換されることもあり、若者たちを中心に人気があるファッションアイテムです。近年は、アウトドアやフェスでもよく身につけられており、個性を表現するアクセサリーとしても注目を集めています。 ミサンガの発祥から現在 ミサンガの正確な発祥地は不明ですが、南米の先住民やスペイン、ポルトガルなどの影響を受けた文化が混ざり合った地域で広く身につけられ、世界に広まっていったといわれています。一般的に、糸や布を編んで作られているものをミサンガといいます。特定の色やパターンに意味があるものもあり、それぞれの願いが込められています。 また、多くの人々にとってミサンガは、手首や足首に巻いて身につける伝統的な編み物のアクセサリーで、古くからの文化的なお守りアイテムとして親しまれており、現在でも多くの人々に愛されています。主に祈りや願い事のお守りとして身につけられることが多いミサンガは、友情や愛情の証として、手作りのミサンガを贈る習慣があります。最近では、ファッションアイテムとして、様々な素材やデザインのミサンガが販売されています。わりと手軽に作れることから、DIYや手作りが好きな人にも人気があります。 ブラジルで“ミサンガ”といえば ブラジルでミサンガは、“ビーズ” 本来の意味はビーズのことを表す言葉です。ブラジル先住民が、主にビーズで編んだものを手首や足首などに巻いてアクセサリーとして身につけており、それらがミサンガと呼ばれていました。カーニバルや音楽フェスティバルなどのイベントで、ブラジル全土でビーズアクセサリーが身につけられるようになり、ブラジルの文化的にも、ミサンガ=ビーズアクセサリーとの意味で広く認識されるようになりました。 ブラジルではビーズのアクセサリーを一般的にミサンガと呼んでいますが、編んであるブレスレット状のアクセサリーは全て、“ミサンガ”という認識で世界へ広まっていったようです。ブラジルにも糸や布で編んだミサンガがあり、ブラジルの文化や伝統に根ざした特徴的なデザインがあります。ブラジルでは、ミサンガは「フィタ」と呼ばれ、身につけることで幸運をもたらすと信じられています。フィタは、一般的には、多彩な色彩の糸を使った模様が特徴的です。地域や文化によって異なる種類があります。 ブラジルのバイーア州のサルバドールにある、聖人ボンフィンの名前を冠した聖域で売られているボンフィン(ミサンガ)は、奇跡を起こす聖人として信仰されているボンフィンのレタリングがデザインされたフィタです。また、ボンフィンは、聖人ボンフィンに祈りを捧げるために身につけるものとしても知られています。身につけることで、健康や幸福、平和などを祈願することができます。現在は、バイーア州だけでなく、ブラジル全土、世界に広がっています。 なぜミサンガをつけるの?  ・信仰や宗教 ミサンガは、キリスト教圏の国々では、祈りや信仰を表すために身につけることがあります。特に、カトリック教会の信仰を持つ人々が、ロザリオと呼ばれるビーズのミサンガを使用することがあります。  ・文化的な意味合い ミサンガは、ラテンアメリカ諸国を中心に、文化的なアイデンティティーの象徴として身につけられることがあります。たとえば、ブラジルのカーニバルで身につけられるカラフルなミサンガは、ブラジルの文化的アイコンの一つとなっています。  ・ファッションアクセサリー ミサンガは、ビーズや糸でできたデザイン性の高いアクセサリーとして、ファッションの一部として身につけることもあります。特に若い世代を中心に、ミサンガがポピュラーなアクセサリーの一つとなっています。  ・スポーツ選手のお守り 特に中南米のサッカー選手たちの間では、ミサンガを身につけることがあります。彼らにとって、ミサンガは良い運を呼び込むお守りのような存在として捉えられて います。 ミサンガを愛するサッカー選手やセレブ ミサンガは、世界中の様々な人々に愛されるアクセサリーの一つで、サッカー選手などのスポーツ選手やセレブリティたちも例外ではありません。サッカー選手では、特に中南米の選手たちが身につけることが多いです。 ネイマール(ブラジル)は、ミサンガを身につけることが多く、特に試合前には白いミサンガを付けることで知られています。リオネル・メッシ(アルゼンチン)、ルイス・スアレス(ウルグアイ)もワールドカップ時は自国の国旗の色を取り入れたミサンガをつけたことが知られています。 コロンビア出身の歌手であるシャキーラは、ブラジルのリオデジャネイロで開催されたサッカーワールドカップの際、ボンフィン(ミサンガ)をつけている写真をSNSで公開して話題になりました。マドンナやジャスティンビーバーなども頻繁に身につけている姿が目撃されています。 ミサンガのアレンジ ミサンガは、糸やビーズ、リボンなどを使って手作りすることができ、そのデザインは無限にアレンジすることができます。以下は、一般的なミサンガのアレンジ例です。  ・編み込み ミサンガの基本的なデザインは、編み込みで作られます。糸を結び合わせながら、三つ編みや四つ編みなどを行うことで、独自のデザインを作ることができます。  ・ビーズを使ったデザイン ビーズを使うことで、より華やかなデザインを作ることができます。ビーズの色や形を変えることで、多彩なアレンジを楽しむことができます。  ・チャームを付ける ミサンガにチャームを付けることで、より個性的なデザインにすることができます。たとえば、星やハート、動物など、自分の好きなデザインのチャームを選ぶことでメッセージ性のあるものができます。…

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